喜びを運ぶ風に乗せて

沼活の日々をつらつらと。

音楽は続く。

ご無沙汰もご無沙汰です。ひきっちです。

 

昨日、生まれてはじめて星野源さんのコンサートに行ってきました。

SUNで好きになり、コウノドリで本格的に好きになり、逃げ恥で沼に落ちた源ちゃんに、

ようやく会いに行くことができました。

 

ジャニーズでもしたことのないコス参戦(恋コスして行きました)。

そして、アリーナ6列目のど真ん中という、これまで参戦したLiveで最高の座席。

近すぎて金テが取れないなんてことあるのね。初体験。

初めての源ちゃん、大満喫して参りました。

 


そんな源ちゃんLiveについて、ネタバレこみこみで感想をしたためたいと思います。

以下、閲覧については自己責任でよろしくお願い致します。

 

 

イエローミュージック

源ちゃんの掲げる音楽ジャンル。イエローミュージック。

J-POP後輩と歌謡曲先輩のやり取りのあと、まずは源ちゃんが多大なる影響を受けたYMOのカバーから幕を開ける。そうして、そこからイエローミュージックの世界に引き込まれていく。

まずマリンバを演奏する源ちゃんに目を奪われてしまうのだけれど、あの真剣な顔も楽しそうに叩く顔もたまらない。好きです。

全編通して自然と身体が動いてしまう曲が多くて、ついつい躍り出してしまって。イエローミュージックってこういうことなのか、源ちゃんが提唱する音楽性とはこれなのか、と、心と身体で感じた3時間でした。

 

 

continues

今回のツアータイトル。"continues"。

シングル"恋"のカップリング曲のタイトルでもあります。

あの曲があったからこの曲がある、というように、音楽は断続的ではなく、続いているものだ、というような意味だと。

確かに、シンガーソングライターだと特に、

憧れのあのアーティストのあの曲に影響を受けたからこの曲を作って、とか、

あの曲を書いたからこの曲が書けて、とか、

あるような気がします。音楽は続いている。

今回のセトリでも、YMOの"Mad Pierrot"のカバーの次に"時よ"が続くわけですが、

前者のような曲を作りたいと思ってできたのが"時よ"だと、この2曲を続けて演れてよかったと、源ちゃんも話していました。

 

思えば、セトリの前半でも"continues"を感じる部分があって。

"くだらないの中に"、"フィルム"、"夢の外へ"と続く3曲。

明るい曲を聴くのは大好きだけど書けなくて、明るい曲が作りたいと思っていて。1ヶ月前に発売になった"Music Video Tour"でこの3曲を振り返った時に、次第に明るくなっていく様子が分かってよかったと。その順番で今回も歌いますと。

この流れもどこか、今回のテーマに沿っているような気がして。「連続する」。

音楽は続くんだな、と、すべてが連続して、繋がっているんだな、と、感じました。

 

 

弾き語り

中盤にセンターステージで弾き語りのコーナーがありまして。

"穴を掘る"、"透明少女"(カバー)、"くせのうた"の3曲。

いきなりだけど、ギター1本の弾き語りって超よくない?やばくない?エモくない?

私の音楽の原点はコブクロで、コブクロの原点はストリートで、それ即ちギター1本と2人の歌だけの世界で。だからギターの弾き語りにはめちゃくちゃに弱いんですけど。耳が孕むんじゃないかってくらいにギターの弾き語りが好きなんですけど。

バンドスタイルの演奏もいいけど、会場が1音も聴き逃すまいとしんと静まり返って、ギターと歌だけが響く空間が、その時間が、たまらなく好きなのです。

もうさ、それで"くせのうた"なんて、どうなのよ。確実に殺しにきてる。もしくは孕ませにきてる。

1曲ごとにステージが回って向きが変わるわけだけど、ちゃんとその度に、その方向のお客さんに向かって「よろしくお願いします」っていう源ちゃんの誠実さに惚れる。

"くせのうた"の時は完全に背中を向けられていたので、「こちらはケツを見ている人たち」なんて言われて、1曲通して彼のケツと背中を見ていました。歌いながら揺れるケツが可愛かった。

あれ?弾き語りの話じゃなかったの?突然なに?怖くない?

 

 

畳み掛けるセトリ

先ほどちらりと触れた、"Mad Pierrot"、"時よ"の流れ。

そのあとに"ギャグ"、"SUN"、"恋"、"Weekend"と続いたわけですが。

この畳み掛けはずるいと思う。

またもコブクロの話で恐縮ですが、昨年のツアー"TIMELESS WORLD"で、"桜"、"蕾"、"未来"と続くとんでもない畳み掛けセトリがありまして。これはずるい。

それとはまた違った意味で、ずるい畳み掛け方をしてきたな、と思いました。

もう、ずっと躍っちゃうの!自然と身体が動くの!躍り出しちゃうの!

"恋"に関しては恋ダンスを覚えたので、しっかり振り付け通りだったし(あの近距離で源ちゃんの恋ダンスを見られたのは幸せ以外のなにものでもなかった)、

"時よ"のアウトロもMVで必死に覚えた(完コピしたとは言ってない)振り付けをどうにか踊ろうとした(時に絶対源ちゃんと目合った。にこにこしてくれた)わけだけど、

あとはもう、本当に、自然と身体を揺らしちゃう感じの。

こんなにノリノリで身体動かして汗かいたLiveは初めてかもしれない。

未来を踊ろう。

 

 

アンコール

散々畳み掛けられて、いよいよ最後の曲となりました。

\えー!/ という会場の声に、

星野源のLiveは…アンコールがあります!」「しかも今回は特別に…3曲です!」「そのうち2曲はなんと、僕じゃない人が歌います!」

まさかのアンコール予告。笑

「次の曲が終わったら、終わったような感じで僕が出て行くので、皆さん手拍子をお願いします」「そして僕じゃない人が2曲歌って、その人がバイト行かなきゃって帰るので、そしたらまた皆さん手拍子を」「そしてまた僕が出てきて歌います」「このような流れでお願いします」

段取りまで説明。笑

こんなLiveが今まであっただろうか、いや、ない(反語)。

まあ、分かっているけど、アンコールがあることは。笑

こうやって言っちゃうの面白いなって思いました(小並感)

ニセさんの投げチュー私も喰らいたかったよーーー!

 

 

好きな曲盛りだくさん、

笑って踊って、源ちゃんをもっと好きになって。

大満喫、大満足の3時間でした。

やっぱりCDよりもMVよりもTVよりもなによりも、生で観聴きするのが一番だなと。

リズム隊の重低音が胸に響くのが心地よかった。

なんでもそうだけど、やっぱり生が一番いいよね。何事もね。


 

本当に本当に楽しい3時間となりました!

絶対にまた会いに行くからね!源ちゃん!!